家族みんなで片付けできた!洋服ミニマリズム成功のコツ
30代〜40代、働きながら家事や育児をこなす中で「なんで私ばかりがいつも片付けてるの?」と感じたこと、ありませんか?
我が家もかつてはモノで溢れ、片付けてもすぐリバウンド…を繰り返す毎日でした。
でも、ある日ふと「家族みんなでやれば、ラクになるのでは?」と気づいたんです。
当たり前のことですが、
その気づきが、おうちミニマリズム成功への第一歩でした。
今回は、家族で協力してモノと向き合い、スッキリとした暮らしを実現するためのコツを、お届けします。
目次
- 1. 片付かないのは「自分のせい」じゃない
- 2. 家族を巻き込むには“順番”が大切
- 3. ミニマリズムは「家族でルールを決める」とうまくいく
- 4. 洋服から始める片付けがうまくいく理由
- 5. 洋服サブスクで“モノを増やさない仕組み”を作る
- 6. 実際に使ってよかった洋服サブスク
- 7. ミニマルな家=心と時間のゆとり
1. 片付かないのは「自分のせい」じゃない
「私がだらしないから片付かないのかも」「片づけなさーい」と怒っていた過去の自分に伝えたい。
片付けって、一人でがんばるのが一番難しいんです。
家族全員の物があって、使う人はバラバラ。それぞれが大事なものなのか、いらないものなのか、自分以外が管理していないモノを、一人で片付けるのは無理がある。
ミニマリズムは「持たない暮らし」を目指す考え方ですが、
本当の目的は“管理の手間”を減らしてラクに暮らすこと。
まずは「自分が悪い」のではなく、「仕組みが整ってないだけ」と知ることが大切です。
2. 家族を巻き込むには“順番”が大切
「なんでパパは捨てないの?」「子どもがすぐ散らかす!」
ついイライラしてしまう気持ち、わかります。
でも、いきなり“家族に協力して”と言ってもうまくいきません。
大切なのは、自分がまず片付けの変化を見せること。
私がまず、自分のクローゼットを半分に減らし、化粧品や雑貨も見直したところ、夫が「すっきりしてていいね」と言い始めました。
すると子どもも「私のぬいぐるみも減らそうかな」と乗ってきたのです。
家族は“強制”では動かないけど、“変化”には反応する。
これはミニマリズム成功の鉄則です。
3. ミニマリズムは「家族でルールを決める」とうまくいく
“どれを残すか”は人によって価値観が違います。
だからこそ、ルールを家族で話し合って決めること・自分のルールを押し付けないことが重要です。
我が家のルール例:
- 1年間使わなかったモノは手放す
- 服は1人○○着まで
- 収納スペースを決めて入らないものは増やさない
こうしたルールがあると、「いる・いらない」の判断がしやすく、子どももゲーム感覚で断捨離に参加してくれるようになりました。
ルールは“家庭ごとの文化”。完璧じゃなくていいから、まずは「一緒に考えること」が成功のポイントです。
4. 洋服から始める片付けがうまくいく理由
家族で片付けを始めるなら、最初に取り組むのは「洋服」がおすすめです。
理由は6つ:
- 1. 比較的「感情の執着」が少なく、捨てやすい
思い出の品やプレゼントと違い、洋服は「着る・着ない」で判断できるため、感情的になりづらいのが特徴。
そのため、初心者でも片付けが進みやすく、達成感が得られやすいです。 - 2. 季節ごとに見直す習慣がつきやすい
洋服は季節で入れ替えが発生するため、「この服、今年も着る?」と自然と見直すタイミングが生まれます。
年に2〜3回、定期的な断捨離の習慣がつきやすいのも利点です。 - 3. 家族全員に効果が波及しやすい
クローゼットが片付いてくると、家族もその変化に気づきやすく、「自分もやってみようかな」という意識が芽生えます。
特に子どもは親の行動に影響されやすいため、洋服から始めることで、家族全体のモノへの価値観が変わっていきます。 - 4. 毎日使うから減った効果をすぐ実感できる
- 5.サイズアウトや流行遅れで判断しやすい
洋服は「今の自分に合っているか?」が明確にわかるアイテムです。
たとえば、子どもの服はサイズアウトすればすぐに不要になりますし、大人でも体型の変化やライフスタイルの変化で着なくなる服が出てきます。
また、ファッションは流行の移り変わりが早いため、「もう着てない」「なんとなく古い」と感じる服も自然と判断しやすいのです。
感情に流されず、事実ベースで「今の自分に必要か?」を見極められるのが、洋服整理の大きなメリット。
「高かったから」「まだ着られるかも」と取っておいた服も、結局はクローゼットのスペースを占領してしまうだけ。
そうした服を見直すことで、収納スペースにゆとりが生まれ、管理がぐっとラクになります。
さらに、「今着ている服=本当に必要な服」と気づけることで、無駄な買い物も減っていきます。
服の整理は、買い方・持ち方そのものを見直すきっかけになるんです。
つまり、サイズや流行という明確な“判断軸”があるからこそ、初心者でも失敗しづらいのが洋服整理の良いところなのです。
我が家でも「服、なんでこんなにあるの!?」「こんなにあるのに同じものばかり着てた」とクローゼットを開けて驚きました。
しかもほとんど着ていないのに、置き場所だけとっている…洋服どうしが重なって皺になったり、見つけられなかったり…
服を見直すだけで、洗濯が減る・たたむ手間が減る・朝の支度が早くなる・整理整頓にかける時間が減るというメリットばかり。
“ミニマル化”の一番の近道は、やっぱり服なんです。
5. 洋服サブスクで“モノを増やさない仕組み”を作る
「服を減らしたのはいいけど、また増えたら意味がない」
その悩みを解決してくれたのが、洋服のサブスクです。
洋服サブスクとは、スタイリストが選んだ服を毎月レンタルまたは購入できるサービス。
必要なときだけ服を手に入れ、不要になれば返却できるので、モノが増えません。
夫には「SELECT」、私は「エアークローゼット」、子どもは季節ごとにまとめて買い替え。
それだけで、服の管理が激減しました。
モノを増やさない“仕組み”を入れることで、
家族みんながミニマリストに近づけます
いつか独立する子どもへの習慣、時間、自己管理能力のプレゼント
いづれどちらかが一人暮らしになるかもパートナーへのプレゼント
家族で片付けをすると、部屋がスッキリするだけじゃありません。
会話が増える、朝がスムーズになる、イライラが減る、片付けの時間がへる=自分の時間が増える。
ミニマリズムは「我慢」ではなく、「余白をつくる暮らし」。
時間にも、心にも、ゆとりをくれる暮らし方です。
「何から始めればいいかわからない」という方は、まずはクローゼットから。
そして洋服サブスクを使って、“減らす仕組み”を暮らしに取り入れてみてください。
今日からあなたも、“がんばらない片付け”を家族みんなで始めてみませんか?
迷惑なミニマリストにならないようにするには
・無理強いしないこと。
・決断、行動を急がせないこと。
・価値観を押し付けない
・インテリアのセンスを押し付けない
・家族にとって必要なものを捨てようとしない
・おもちゃを最小限にしようとしない–親の都合をおしつけない–
ギスギスして笑顔がなくなれば本末転倒。陥りがちなので気を付けたいですね。
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